感性へ

2つの講座がスタートします

このサイトをいつも訪れていただいている皆さま、お久しぶりです。“ほぼ毎日閉店状態”が続いております。ごめんなない。多事多難多楽ではありますが、当堂はいたって元気です。久々に、イベントの案内をさせてもらいます。 ひとつは、当堂が胴元となって行う…

「石山離宮 五足のくつ」を訪ねて

日本感性工学会年次大会とのジョイントで「KANSEIカフェ#3」を無事終了した後、1泊ののち、11日の夕刻、福岡経由で天草へ。九州を代表する“高級”旅館である「石山離宮 五足のくつ」のオーナー・山崎さんに会うのが目的だ。山崎さんには、10月3日に講…

iPhoneがやってきた

いや、正確には、「iPhone を手にいれ、使えるようになるために、金曜・土曜とかなりの時間をつかい、はまりこんでしまった」。 まず、金曜日の8時から博多駅前のヨドバシカメラに並び、整理券(整列の順番を崩さないために発行するとのこと)をもらい、そ…

3ヶ月ぶりの再開宣言(笑)と近況

おなじみとなった再開宣言。思いおこせば、前回が3ヶ月前の3月29日。休筆の合間に再開宣言をし、閉鎖宣言を慎重に回避しているところに性格が表れているのかも。「“芥屋さいかい堂”に改名したら」との陰口も聞こえてきそう(笑)。 それにしても、5・6月のス…

Kyushu Okinawa 7のテーブル完成

目黒・田村・坂口による共同オフィス「Kyushu Okinawa 7」の開設準備が現在進行中だ。場所は、福岡市大名の中心部、むかし紺屋町といっていたところで、ジョーキュー醤油の筋向かいの古いビルを改造して進行中の「紺屋2023」がその場所だ。「ディレクター雑…

KANSEIカフェ

1月から、「感性」に取り組む、全国8大学のフットワークのいい先生方に呼びかけ、「KANSEIカフェ」という第三の場所(サード・プレイス)の開設に向けた準備を行っている。「感性」を軸に、21世紀の生き方を探求しあう、オープンでアクティブな場を、「…

画家・柳田烈伸の誕生

子ども学連続講座 ART&TALK LIVE 「芸術家と表現と子どもたち− 天空の宮沢賢治さんへ −」へ出かけた。おなじみアクロス福岡 円形ホールだ。荒井良二(絵本作家)・MAYA MAXX(画家)・柳田烈伸(画家)という3人のアーティストが、宮沢賢治へのオマージュ(…

過激で素敵なアーティスト・八谷和彦

九州大学芸術工学部の公開講座「アート・オープン・カフェ」で、メディアアーティスト・八谷和彦さんの話を聞いた。タイトルは「遊ぶ機械」。会場はイムズ。八谷さんは九州芸術工科大学の卒業生で41歳、メールソフト「ポストペット(Post Pet)」の開発者とし…

野菜から・料理から学ぶ

日本を代表する自家採種 野菜農家・岩崎政利さんと日本人唯一のイタリア「スローフードアワード」受賞者である武富勝彦さんのデュエット講座のお誘いを、『手の間』の田中智子さんからいただいたので出かけた。武富さんには、12月10日から始める「リベラルア…

博多織にさわやかな新風

承天寺において9日〜11日の日程で開催されている105回博多織求評会に出かけた。毎年この時期、博多織工業組合の主催で行われる、博多織新作の発表会である。着物の愛好家はもちろんのこと、業界関係者、デパートのバイヤーなどが訪れ、一般参加者も展示場と…

サグラダ・ファミリアの外尾悦郎さんに出会う

サグラダ・ファミリア大聖堂(バルセロナ)の主任彫刻家として活躍されている外尾悦郎さんを、九州大学(ユーザーサイエンス機構)の客員教授としてお迎えすることとなり、14・15・16日の3日間おつきあいさせていただいた。ウェルカムパーティ、大学内での意…

「感性のくに九州」を創るために

(同上タイトルで九州経済調査月報2007年9月号の巻頭言「ネットワーク」に寄稿した小文です) 数ヶ月前の日経新聞夕刊に、デュポン日本法人会長の随想が載っていた。随 想は夫婦で龍安寺の石庭を訪ねた際の印象記から始まり、「少しの無駄もなく 優雅ですら…

ファッションデザイナーの不思議な魅力

(振り返りブログ) ある企画のために、ファッションデザイナー・田代淳也さんのアトリエ Himitsukiti(ひみつきち)に出かけた。そこで、田村さん、博多織元の岡野さんと合流し、製作中の作品群に囲まれるかたちで、新進気鋭のデザイナーである田代さんの話…

きもの博多一十の開店祝いに

岡野のスタッフ一同 博多織「千年工房」を展開する(株)岡野が中洲川端地区に博多織専門店「きもの 博多一十」を近く開店するというので、それに先立つ特別内覧会とあわせて「博多人形能」をオープニングイベントとして催すというので、カミさんと帰省中の娘…

ダンスにはまりそう(笑)

ダンスの発表会が無事というか、とにかく終わった(笑)。観客(30人余り)にどう映ったかは知る由もないが、「みんなの進歩もたいしたものでした。やればやるほど、進歩するというのが素人の恐ろしさと凄さ」という目黒さんのコメントを信じるしかない。舞…

ダンスは試練なり

ダンスワークショップの後半シリーズが始まった。今日から、金・土・日と三連チャンの特訓を受け、最終日はいよいよ「発表会」である。前半シリーズは、初日・二日目とまったく着いていけず、三日目は行けなかったので、どうしよう!どうしよう!状態である…

ダンスに初挑戦

去る3月18日の音楽劇「小さな ちいさな 風の中の賢治たち」を振り付けされた神崎由布子さんが“ゆめアール大橋”でダンスワークショップを開催されるというので、思い切って参加した。田村さんも歳にもめげず(笑)参加されるということなので、ならば我もと申…

和歌と出会い直す

昨日から今日にかけ、泊まりがけで佐賀県の古湯温泉に出かけた。地元大手企業の経営者の合宿勉強会に講師としてよばれたのだ。参加者はいずれも次期社長になってもおかしくない方々である。全員が僕とほぼ同世代もしくはちょっと上ということもあって、10人…

玖珠から「メルヘンローズ」届く

昨夜、「宅急便です」という声が聞こえたので外に出てみると、届いたのは「生花」と書いてある大きな段ボールであった。「玖珠町メルヘン大使」を拝命し、5度目の贈り物はなんと「メルヘンローズ」であった。空けてみると、5〜6種類の色鮮やかなバラがぎっし…

自由の魔女が舞い降りてきた!

本件、田村さんのブログは「魔女が来たりて人が集う!」ということで始まっている。当方は、少しだけ差別化しよう(笑)。 作家が作品にのりうつるのか、それとも作品が作家をつくるのか。この関係はよくわからないけれど、「魔女の宅急便」の作者である角野…

学会もたまにはいいことが

台風の後を追うように、朝一番の便で東京へ。新宿の工学院大学で開催されている日本感性工学会に参加するためだ。 じつは昨年の4月に出た『感性の科学』(僕も編著者として名を連ねています)が今年度の日本感性工学会の出版賞を受賞したということもあった…

この時代と社会を動かしている言語感覚

作家の高村薫さんが、西日本新聞の「社会時評」で「この時代と社会を動かしている言語感覚」の問題について書いている記事に、母の家でたまたま出会った(7月12日 朝刊)。冒頭部分の文章を書き出すと、 「メディアと通信機器の発達がつくりだすのは、言葉の…

アート遊びの夜

アーティストの佐々恭子さんが今月、生け花、パフォーマンス、料理、舞踏といった様々なジャンルの人びとのコラボレーションで、4回にわたって「天の川」と題する個展をやっておられる。その2回目の今日、料理も出るイベントがあるということで、ユーザーサ…

異常時の駅構内アナウンスの不愉快 ─ 博多駅での体験

怒りというかイライラがJR博多駅プラットホームで爆発した。博多織元の西村織物さんが「博多織献上館にしむら」をオープンされるというので、その記念式典に参加するため、地下鉄からJR快速に乗り換えることに。博多駅につくと、乗り継ぎの時間があまりなか…

学生たちとご近所ウォーク

今日の海岸ゴミ掃除には学生4人が来てくれた。聞くと、昨晩、研究室で鍋パーティをやり、朝まで騒いで、そのまま徹夜してやってきたとのこと。若い連中はさすがに元気だ。 そして、3回参加のご褒美ということで、ゴミ掃除が終わってから我が家で朝ご飯をご馳…

櫛田さまで織り姫たちと

博多織の次世代の担い手育成のための学校である博多織デベロップメントカレッジの講師と生徒の懇親会があり、櫛田神社の境内にある櫛田会館に、なぜか洋菓子(笑)を携え出かけた。博多の人間でもなかなか入ることのできない建物である。50畳近くはあろうか…

榊原英資氏の講演を聞いて

昨日、九州経済フォーラム主催の会合で、大蔵省時代に「ミスター円」で勇名を馳せられた榊原英資氏の話を聞いた。切れ味スルドイやんちゃな天童といった雰囲気はテレビで拝見する様とまったく同じである。榊原氏の講演から3つの重要なメッセージを受けた。 …

ひとりひとり、いろいろで、まる。

「NPO法人 まる」がソラリアプラザ1Fゼファで開催している“maru works vol.4”を観に行った。福祉作業所・工房まるのメンバーの創作風景やイベント模様の写真60点を中心とした展覧会である。そして、メンバー作品を等身大でかたどった段ボール人形も20体、賑…

冷泉荘で帽子と出会う

(山崎さんと野田君)野田君・山崎さんのコンビが大事に育ててきたデパートメントアパートメント「冷泉荘」の満一歳の誕生パーティに、志摩町のミカン(甘夏、新甘夏、丸レモン)をもって、着物のカミさんとともに出かけた。 パーティが始まる前に、一通り荘…

古いまま素のままがいい

目黒・田村・坂口のトリオで、吉原住宅(有)のオフィスを訪問。1時間近く雑談。吉原住宅の吉原勝己さんは、製薬業界の研究者からお父さんが創業された不動産業に思いきって転職、冷泉荘のプロジェクトをはじめ、市内でいくつかのリノベーション・プロジェク…