春の区役


春の区役(出方)で、朝7:30から草むしりを2時間ほど行った。昨年春と同様、峰組の非農家(7戸)は防火用水周辺と薬師堂周辺が担当である。男性3人、女性4人という構成で、ぼちぼち世間話をしながらの作業ではあったが、終わる頃には汗とともにほんのり疲労感が滲みだし、一仕事終わったという感じであった。しかし、用水路の手入れにまわった農家組(峰組は21戸、全員男性が出役)の役にくらべると、作業はずっとラクであるので贅沢は言えない。
出方というのは、地域社会を維持するための「小さな共同性」にすぎないが、それがあるからこそ、ともに汗を流しながら四方山ばなしを行う場が広がり、互いの機微にふれ、共同性を確認しあうことが可能となる。他所からやって来た新住民にとって、地域を支える、こうした根っこの部分にふれる機会はとても重要だ。
次の区の出方は、海開き前の海岸・浜辺掃除だ。そう言えば、海の家の資材搬入が始まっている。早いもので、やがて夏がやってくる。