2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

承天寺の怒り(17)資料編 ─ 一応の区切りとして

この連載「承天寺の怒り」も回を重ねること17回。われながらよく書いてきたと思う。しかし、ここでしばらくは小休止と願いたい(もちろん、会社側の出方によっては再登板ありだ)。小休止にあたり、資料を2点掲載しておこう。最初は、11月12日の第4回意見交…

承天寺の怒り(16)一旦お開きにて候

久しぶりに承天寺へ。同僚・加藤君も初めて参禅した也。それに加え、いつものメンバーもほぼ全員そろい、全10名の「気」が満ちあふれる坐禅会となった。お茶会の後、上方の案内で、洗心庭の紅葉を鑑賞した。座敷「提無室」からガラス戸越しにみる紅葉の美し…

野菜から・料理から学ぶ

日本を代表する自家採種 野菜農家・岩崎政利さんと日本人唯一のイタリア「スローフードアワード」受賞者である武富勝彦さんのデュエット講座のお誘いを、『手の間』の田中智子さんからいただいたので出かけた。武富さんには、12月10日から始める「リベラルア…

菜の花プロジェクトの会員を募集中です

芥屋地域づくりの会で「菜の花プロジェクト」をスタートさせることになりました。季節ごとに楽しいイベントを重ねていって、最後は菜種油(4合ビン)がもらえるという趣向です。もちろん、僕も参加します。上の「健康ウォーク」体験とあわせて、参加されたら…

はじめての「建康ウォーク@芥屋」開催

きょうは勤労感謝の日。戦前の新嘗祭が日付をそのままにして、1948年から「勤労感謝の日」と変わったというものだ。天皇が五穀の新穀を供えて神を祭るという古式ゆかしき稲作儀礼が、いつの間にか「勤労感謝の日」という意味不明の祭日として粉飾され、「あ…

「峰大中年」の旅

バスを仕立て、昨日・今日と1泊2日で黒川温泉に地元(芥屋区峰組)の男ども10名ででかけた。「峰大中年様」のご一行である。福身さん、富記さん、善久さん、勝美さん、久巳さん、哲夫さん、善正さん、千年さん、政宏さん、そして私である(芥屋では同姓が多…

まち屋トーク「まちと福祉」の案内

冷泉荘のトラベルフロントから「まち屋」のお誘いがありましたので案内します。 次回のゲストは、僕が理事をつとめる「NPO法人まる」の代表理事・樋口龍二で、テーマは「福祉とまち」。興味のあるかたはぜひご参加下さい。冷泉荘は、このブログでにも何度…

志摩町の合併問題に違和感は募るばかり

糸島1市2町合併に関する住民説明会が19時から芥屋区公民館であり参加した。10月12日からスタートし、これまで20カ所で開催され、芥屋が最後の住民説明会だそうだ。70名前後が参加されていただろうか。説明会の中身は別にして、これだけこまめに町の執行部が…

博多織にさわやかな新風

承天寺において9日〜11日の日程で開催されている105回博多織求評会に出かけた。毎年この時期、博多織工業組合の主催で行われる、博多織新作の発表会である。着物の愛好家はもちろんのこと、業界関係者、デパートのバイヤーなどが訪れ、一般参加者も展示場と…

承天寺の怒り(15)マンション騒動 終結せり!

友人で建築家の水野宏さんから「事業採算の見通しがつかなくなったのでマンション建設計画を中止するとの連絡が、東宝住宅から福岡市にあったそうです」と電話があった。「やったぁ!」 ただちに、神保至雲住職にお祝いの電話。電波の向こう側に上方の嬉しそ…

唐津で味わった贅沢な時間

雑誌『手の間』でその活動を知り、先日、編集長である田中智子さんとお酒をご一緒させていただいた武富勝彦さん(農業者、スローフード・アワード受賞者)のお誘いを受け、カミさんともに「唐津くんち」に初めてでかけた。武富さんが、「くんちのなかで蕎麦…

清水眞砂子さんの「無言」へのこだわり

味わいながら聴く深い語りには、そうめったに出会えない。でもいったん出会うと、人はしばらくその余韻に酔いしれることができる。先日(10月29日)の子ども学連続講座での清水眞砂子さんの講演は、さまにそんな語りであった。 児童文学者として『子どもの本…