2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

哲学の巫女が残した言葉

この1ヶ月ずっと、二人の女性の生き方が気になっていた。圧倒的な感受性と凛とした強さをもつお二人である。一人は、既にご登場いただいた宮城まり子さん。もうお一人は、この2月23日に46歳という若さで腎臓癌で亡くなられた池田晶子さん。 池田晶子さんは、…

「うれしいわ」を社会に

毎朝たのしみにしていた宮城まり子さん(ねむの木学園 園長)の日経「私の履歴書」がきょうで終了した。きのうの最後が、「さあいよいよ明日、『私の履歴書』の最後の日です。」とあったので、きょうはどんな話で終わるか待ち遠しかった。 「うれしいわ」を…

玖珠からの贈り物

久しぶりに玖珠からの贈り物が届いた。「玖珠町メルヘン大使」を拝命して4度目である。今回は、2006年度「玖珠産ひとめぼれ」が、日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」で、2004年度「特A」、2005年度「A」と続き、再び「特A」にランキングされたとい…

イノシシとウミガメ

このところ散歩といったら、夜明け前の星のもとばかり。そこで休日でお天気の今日はひさしぶりに太陽のもとにカキとクリを連れ出し、1時間以上の大サービス。 クリの海好きは相変わらずで、一走りして体が熱くなると、海に向かって突進。じゃぶんと入ってク…

「落第人生」を語られる先生の魅力

大学の同窓生が集まり、恩師の「新たな出発を祝う会」を行った。そのI先生とはこの1月に開かれた九州同窓会で実に27年ぶりにお会いし、その変わらぬ雰囲気や元気なご様子に感嘆したのだった。そして、同窓会の二次会で、T大をやめられた後、K大を経て、地…

ピンホールカメラで日食撮影に挑戦

「3/19のお昼頃、日本のごく一部(福岡・札幌など)で部分日食がみれます。ピンホールカメラの原理で、日食が観察できます。小さな穴のあいたポストカードで観測して写真を送ってください」という案内をリビングワールドの西村佳哲さんからいただいたので、…

「うごく心、ときめく体」に出会う

音楽劇「小さな ちいさな 風の中の賢治たち」の練習および本番を観賞した。目黒実さんがプロデュースされている宮沢賢治プロジェクトの第1弾で、九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクトと(特)子ども文化コミュニティーの共催事業である。 子ど…

『ウェブ人間論』と『ウェブ進化論』

出張の往復で読んだ『ウェブ人間論』(梅田望夫・平野啓一郎)が滅法面白かったので、家に戻り、梅田さんの前著『ウェブ進化論』を取り出して1年ぶりに再読した。これがまた、滅法面白かった。この1年間の当方の成長(笑)を反映してか、前回読んだ時よりも…

根っこはつながっている!

旧知の玉井輝大(てるひろ)さんから、「みずからつくる環境を構想する会」のフォーラムを開くという案内をいただき、玉井さんの母校である修猷館高校の同窓会館に出かけた。ありていに言うと、早良区市議会議員選への出陣式である。 フォーラムは、玉井さん…

いのちの水「とっけん生水」は蘇るか

きょうは定例の海岸清掃はなしで、かつて国民宿舎芥屋があったところの裏にある「とっけん生水(しょうず)」一帯での作業となった。とっけん生水は、かつて「この水を飲まないと死ねない」とさえ言われたという霊験あらたかな清水で、地元の人々に死に水と…

農と芸の出会い

リベラルアーツ講座で「つながりを聴く 場所を聴く」というテーマでレクチャーをしていただいだ藤枝守さん(作曲家/芸術工学研究院 教授)から、「植物文様」デュオ・コンサートを開きますとの案内をいただき、仕事をすませ糟屋町のサンレイクかすやに向か…