2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

承天寺の怒り(11)洗心庭に臨む座談会の妙

東宝住宅より、「現計画にこだわることなく、地域に貢献する形で計画を見直す」と計画を見直す方針が福岡市に伝えられた、まさにその日、西日本新聞企画の座談会「博多部で「語ろう隊」徹底討論」が開かれた。座談会メンバーは、この間、「承天寺とマンショ…

承天寺の怒り(12)「地域に貢献する形」に向け計画見直しへ

*承天寺の庭は庭師・北山安夫さんの作品承天寺の件、その後どうなってるの? とご心配の向きもありそうだ。「夏休みの絵日記」風ブログで、ちょっと振り返ってみよう(笑)。 じつは、高層マンション建設計画の事業主体である東宝住宅は、27日、福岡市に対…

ロースクールでの講義とポカ

20日(水)のことである。福岡大学の法科大学院(ロースクール)における「地域と法律家」というシリーズ講義の一コマで話をした。お相手はロースクール2期生の35人。シリーズを企画されている旧知の森淳二朗先生から「学生たちがふだん接することのない新し…

子ども学連続講座もスタート

子ども学連続講座 vol.01 「子どもの本の森へ、ようこそ」 − 子どもたちへ贈りたい本、子どもたちに語りたい本 − 講演と対談:子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主 増田喜昭氏を囲んで●日時: [第一回]6月28日(木曜)18:30 〜 20:30(開場18:00…

絵本カーニバルin Fukuoka 2007

今日から、絵本カーニバルin Fukuoka 2007(http://www.nishinippon.co.jp/jigyou/event/picturebook/index.shtml)が、イムズを皮切りにスタートしました。 目黒さん率いる「九州大学ユーザーサイエンス機構 子どもプロジェクト」の奔走によって実現したも…

学生たちとご近所ウォーク

今日の海岸ゴミ掃除には学生4人が来てくれた。聞くと、昨晩、研究室で鍋パーティをやり、朝まで騒いで、そのまま徹夜してやってきたとのこと。若い連中はさすがに元気だ。 そして、3回参加のご褒美ということで、ゴミ掃除が終わってから我が家で朝ご飯をご馳…

承天寺の怒り(10)進藤一馬“花守り市長”のように

一昨日の集まりでの、「行政はオリンピック誘致という歴史的大事業はできるというのに、承天寺周辺の景観問題ごときがなぜ解決できないのか」という長谷川法世さんの発言に触発されて、福岡市における過去の二つの「よか話」というか「粋な決断」を思い出し…

承天寺の怒り(9)“ものわかりのよさ"の危険性

昨日、今回のマンション建設が提起している問題を幅広く検討しようということで、地元自治会、公民館、山笠振興会、まちづくり組織、工業組合(博多織・麺類)の代表等が御供所公民館に集まり協議した。関係者が集う検討会にこぎつけたのは、寺町ネット協議…

櫛田さまで織り姫たちと

博多織の次世代の担い手育成のための学校である博多織デベロップメントカレッジの講師と生徒の懇親会があり、櫛田神社の境内にある櫛田会館に、なぜか洋菓子(笑)を携え出かけた。博多の人間でもなかなか入ることのできない建物である。50畳近くはあろうか…

夏近し

天候異変ではないかと気になっている。梅雨入りの気配が全くない。朝方、カキとクリの散歩すがら、空を見上げながら「この雲行きは?」と思っても昼前には青空が広がったりで、どうも嫌な予感がする。昨年も同じようなパターンであった(しかし、カラ空梅か…

「承天寺の怒り(8)」裏に建築基準法改正があった

神保至雲住職との電話で、マンションの設計会社として先日の説明会で説明をしていたO社が建築確認申請行為における「設計者」の立場を降りたようだということを聞いた。6月20日に施行が迫っている改正建築基準法の施工前に確認申請を提出することが間に合わ…

榊原英資氏の講演を聞いて

昨日、九州経済フォーラム主催の会合で、大蔵省時代に「ミスター円」で勇名を馳せられた榊原英資氏の話を聞いた。切れ味スルドイやんちゃな天童といった雰囲気はテレビで拝見する様とまったく同じである。榊原氏の講演から3つの重要なメッセージを受けた。 …

Kyushu-Okinawa 7 デビュー

昨日は、九州経済調査協会に目黒・田村・坂口の3人で乗り込み、それぞれに吹いた。ホラではない(笑)。何せ、九州経済調査協会の60周年記念事業のありかたたをさぐる真面目な研究会である。3人で結成・立上げをめざしているコンセプト・デザインのユニット…

「承天寺の怒り(7)」壮観なり「夏祈祷」

夏が近づくとともに福岡ではこれから「博多祇園山笠」(7月1−15日)に向けた関連行事が様々に進行していく。その皮切りが山笠の安全と成功を祈願する「夏祈祷(なつきとう)」である。と書いたが、エラそうなことは言えない。じつは上方より2日に夏祈祷…

故郷を話題にしばし語らう

大牟田から来客があり、久しぶりに故郷の話題に接することができた。というか昔のことやこれからの地域づくりについて大いに語りあった。いらしたのは、保健福祉行政に長く粉骨砕身されてきた大戸誠興さんと若き政策企画マンである近藤直史さん。市で現在検…