2008-01-01から1年間の記事一覧

2つの講座がスタートします

このサイトをいつも訪れていただいている皆さま、お久しぶりです。“ほぼ毎日閉店状態”が続いております。ごめんなない。多事多難多楽ではありますが、当堂はいたって元気です。久々に、イベントの案内をさせてもらいます。 ひとつは、当堂が胴元となって行う…

唐津湾に遊ぶ

行楽・イベントシーズン到来。きょうは、芥屋地区の運動会を残念至極であったが欠場し、「第1回唐の津ハーバーフェスタ」に出かけた。このフェスタは、今年度の「地方の元気再生事業」の支援を受けて行われているものである。事業の構想策定にいくらか参画し…

「石山離宮 五足のくつ」を訪ねて

日本感性工学会年次大会とのジョイントで「KANSEIカフェ#3」を無事終了した後、1泊ののち、11日の夕刻、福岡経由で天草へ。九州を代表する“高級”旅館である「石山離宮 五足のくつ」のオーナー・山崎さんに会うのが目的だ。山崎さんには、10月3日に講…

夏の断章

朝夕の空気に涼が混じり、虫の音の主役が代わり、たなびく雲の色調が一変した。厳しかった夏も終わりを告げ、一気に秋のおもむきだ。時間の流れはやむところがない。押し寄せては過ぎ去り、過ぎ去ってはまた押し寄せる。しかし、生命のリズムはゆらぎととも…

iPhoneがやってきた

いや、正確には、「iPhone を手にいれ、使えるようになるために、金曜・土曜とかなりの時間をつかい、はまりこんでしまった」。 まず、金曜日の8時から博多駅前のヨドバシカメラに並び、整理券(整列の順番を崩さないために発行するとのこと)をもらい、そ…

感性価値を考える講座を開講しています

経済産業省との連携講座ということで、現在、次のような講座を開講中です(もっと早くにアップしておくべきでした。喝 !)。狙いは次の口上のとおりですが、その他にも、(1)美術館をメインの会場と位置づけ、「感性」を議論していく「場」としてのこだわり…

3ヶ月ぶりの再開宣言(笑)と近況

おなじみとなった再開宣言。思いおこせば、前回が3ヶ月前の3月29日。休筆の合間に再開宣言をし、閉鎖宣言を慎重に回避しているところに性格が表れているのかも。「“芥屋さいかい堂”に改名したら」との陰口も聞こえてきそう(笑)。 それにしても、5・6月のス…

玖珠で久留島武彦との出会いなおし

童話祭 三島会場 昨年に引き続き、大分県玖珠町での「日本童話祭」に朝から出かけた。継続は力なりで回を重ねてきた童話祭も来年はいよいよ60回の節目を迎え、あわせて日本童話祭の父ともいうべき久留島武彦氏の没後50年の年でもあるそうだ。 童話祭の「飾ら…

志摩名物 “こてがい”で一杯

これがなくては始まらない きょうは地祭りの一日となった。それにしても、地祭(じまつり)とは、野太い、不思議な響きをもった言葉だ。例年どおり、集会所にしつらえられた祭壇の前に、峰組の住民(大祖神社の氏子)が集い、11時から「天神地祇 諸災解除 八…

宗教を超えようとする初期仏教の魅力

昨日、スマナサーラ長老の九州での初の講演会「お釈迦様の教え〜惑わされない生き方〜」があった。姪・明日香の誘いである。姪はこの4月から福岡で暮らして始め、精神的な独立生活に向け、現在、態勢を整えつつある。このブログでも何度か書いたが、その姪の…

Kyushu Okinawa 7のテーブル完成

目黒・田村・坂口による共同オフィス「Kyushu Okinawa 7」の開設準備が現在進行中だ。場所は、福岡市大名の中心部、むかし紺屋町といっていたところで、ジョーキュー醤油の筋向かいの古いビルを改造して進行中の「紺屋2023」がその場所だ。「ディレクター雑…

芥屋区総会 開かれる

本年度の総会が開催された。総会は、芥屋区のいわば住民議会。年に一度開かれるのみであるが、6つの組からなる芥屋区の全員がそろって直接に意見を交わし合う、大事な集まりだ。会場は昨年に新設された、ピカピカの公民館。全235世帯の半数近くが参加して…

KANSEIカフェ

1月から、「感性」に取り組む、全国8大学のフットワークのいい先生方に呼びかけ、「KANSEIカフェ」という第三の場所(サード・プレイス)の開設に向けた準備を行っている。「感性」を軸に、21世紀の生き方を探求しあう、オープンでアクティブな場を、「…

「子ども」のイベントです

一つは、九州大学ユーザーサイエンス機構 子どもプロジェクトが現在開催中の「子どもの本のカーニバル」。4月6日(日)までです。子ども文学(児童文学)を中心として、絵本、詩集、写真集、マンガ、雑誌等約1700冊と雑貨を展示しているほか、記念講演会…

何度めかの再開宣言

このところ、仕事が立て込んでいて、すっかり開店休業状態となっていた。前回が2月3日であるから、約2ヶ月。忙しいからというのは、理由にならないのは百も承知だ。あの超多忙の茂木健一郎氏は、「紙一枚はいるすき間もない」くらいの日々でも毎日欠かすこと…

Currentセットで朝から幸せ

最近、週末の朝の楽しみが一つ増えた。家からクルマで6〜7分のところ、野北のレストラン Current(カレント)で海をながめながらのモーニング・セットである。1月から始まったばかりのこのサービス(「朝カレ」)、サンドイッチ・セットが600円、店長おす…

MAYA MAXX

ART&TALK LIVE 「芸術家と表現と子どもたち− 天空の宮沢賢治さんへ −」でMAYA MAX というアーティストにはじめて出会った。金髪にサングラス、ジーンズの上下という、パンクな出で立ちである。最後まで直接声をかけることはなかったが、彼女のスピーディで思…

画家・柳田烈伸の誕生

子ども学連続講座 ART&TALK LIVE 「芸術家と表現と子どもたち− 天空の宮沢賢治さんへ −」へ出かけた。おなじみアクロス福岡 円形ホールだ。荒井良二(絵本作家)・MAYA MAXX(画家)・柳田烈伸(画家)という3人のアーティストが、宮沢賢治へのオマージュ(…

「土」の世界で仕事をされている匠の感性を学びます

リベラルアーツ講座 Vol.5 の案内です。最近、NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」でも、左官、庭師、料理人といった職人の世界がよく紹介されます。そのなかでよくスポットが当てられるのが、手やからだを使った仕事をされている方々の匠としての感性です…

ストレス社会における「脳疲労」の問題を考えます

前にも案内しましたが(*)、「感性」を軸に、一人一人が多様性をもって生きるためのワザや構えを、領域や専門にしばられない生きた学問=リベラルアーツ(自由技芸)として探っていきたいということで、12月10日から「リベラルアーツ講座」を開いています…

ゴミ拾い初めで発見したもの

太宰府にでかける前、今年初めての海岸清掃(ゴミ拾い)を行った。芥屋の高山夫妻、岐志の久保さん、前原の有田さん、そして私の5名が参加した。 やることは、いつもどおり一時間ほど淡々と海岸のゴミを拾うのみである。時おり頭を上げ、可也山の斜め上方に…

プロの教師・山本俊輔先生にお会いする

太宰府に出かけ、山本俊輔先生とお会いした。1年近く前に、「“プロの6年”をめざす小学生たちに教えられる」ということで紹介した、阿志岐小学校6年2組(当時)の担任の先生である。僕にとって、6年2組との出会いは、子どもや人間の学びについて考え直すきっ…

見えないものをつかめ ─ イチロー賛

昨夜のことだ。たまたまひねったチャンネルの画面にイチローがいた。NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」が始まっていたのだ。そして気がつけば、1時間あまり、食い入るように映像を追い、必死にイチローの言葉を追いかけていた。 イチローにとって初の長期…

食べ・飲み・叩き・拝む

あけましておめでとうございます。 それにしても猛烈に寒いなかの年明けとなった。おまけに芥屋は玄界灘の寒風をくらい、一時は横殴りの雪も降ってきたりと大変だった。年末年始は息子(創作)と娘(はるか)も戻り、ひさしぶりに「一家4人プラス2匹」の団欒を楽…