子ども学連続講座もスタート

子ども学連続講座 vol.01 「子どもの本の森へ、ようこそ」
− 子どもたちへ贈りたい本、子どもたちに語りたい本 −
講演と対談:子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主 増田喜昭氏を囲んで

●日時:  [第一回]6月28日(木曜)18:30 〜 20:30(開場18:00)
        第二回は、7月24日(火曜) 18:30 〜 20:30(開場18:00)
●会場:  アクロス福岡円形ホール
●定員:  100名
●参加費: 無料(事前申込み不要)
●講師:  増田喜昭 氏

●内容:  「子どものときに、いい物語にたくさん触れる。その物語が、大人の自分を支える。子どもの頃にいい本に出会うと一生豊かに生きることができる。」子どもが本と出合う’ということや物語の必要性について、増田氏が31年間の子ども専門の書店経営の実践を通しながら、体験としての読書が物心つく子どもたちにどれほどの影響を及ぼしているのかということを語ります。
 
●構成:  第一部:増田喜昭氏レクチャー

      第二部:対談 増田喜昭 氏 × 目黒実(九州大学ユーザーサイエンス機構特任教授)
●講師のプロフィール
子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主
         増田 喜昭(ますだよしあき)

1950年 三重県四日市市生まれ。
1976年 子どもの本専門店「メリーゴーランド」を開く。
四日市こだるま道院」の道院長として、子どもたちに少林寺拳法を教える。
第一線で活躍する作家・画家・編集者などを招き、子どもと子どもの本を考えるレクチャーを月に一回開催している。
プロの絵本作家・童話作家の養成ワークショップ「絵本塾」「童話塾」を主宰。次の時代の作家の出発点となっている。
アメリカのチルドレンズミュージアム(ハンズオンミュージアム)や、ヨーロッパの博物館に関心を持ち、自ら、子どもの絵画造形教室「遊美術(あそびじゅつ)play and art space」を開く。また、四日市に子どもの博物館をつくろうと、NPO四日市こどものまち」を発足。サンタ会員を募っている。
夏休み子どもキャンプ「あそびじゅつin沖縄」など日本全国の子どもたちと遊びと学びのあるキャンプを行っており、子どもだけでなく大人の参加も多い。
著作に『子どもの本屋、全力投球!』『子どもの本屋はメリーメリーゴーランド』
教育評論家の斎藤次郎さんとの共著『ヨムヨム王国』(共に晶文社刊) 斎藤次郎さん、福尾
野歩さんとの共著『子どものスイッチ』(雲母書房)。があり、落語家・桂文我さんらと、子どもと大人の落語入門書『落語ワンダーランド(全6巻)』も編集発行している。
朝日新聞の『本屋さんの雑記帳』後、朝日小学生新聞での本の紹介。雑誌のコラムの執筆。
テレビ、ラジオでの本の紹介。各地での講演会など、子どもの本の普及、遊びと学びのある子どもの居場所づくりに力を注いでいる。
三重大学教育学部非常勤講師
○日本国際児童図書協議会(JBBY)会員
○日本ミュージアム・マネージメント学会会員

主催:九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト / 財団法人アクロス福岡

●お問い合わせ
九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト
電話 092-642-7264
FAX 092-642-3825
Web  http://www.kodomo-project.org/

*「子ども学連続講座」とは・・・
子ども学連続講座では、「子ども」という視点を通して、あらゆる分野へつながる未来へのビジョンを創ります。従来の学術畑からだけではなく、「子どもに関わるさまざまなシーンで今、現在もっとも輝いている実践者=マスター」たちによるスピリットあふれるセッションが展開され、年齢・職業・地域を問わず、「子どもに関心を寄せる学び手=スカラー」を受け入れます。行われるのは、「授業」ではなく「セッション」。従来の「講師が教え、生徒が学ぶ」という一方通行の関係ではなく、「スカラー」と「マスター」が、交流の中で、新しい智慧を発明していくスタイルのスクーリングです。