海岸のゴミ・漂流物

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芥屋大門周辺 黒磯海岸の掃除を毎週土曜日の朝7時から1時間ほど、芥屋地域づくり推進協議会生活環境部会の活動として行っている。気が向いたときに、むりせず、あせらずがモットー。
今日は7人のメンバーで、「収穫」は一般ゴミ(PETボトル、発泡スチロール、飲料缶、漁船ロープ等)が19袋、ブイが3個、大型缶が2個であった。年間に集まるゴミは約800個。岩の間にこっぽりはまり込んだPETボトル等をかきあつめ、1時間で平均3袋のゴミが満杯となる。ゴミは拾っても拾っても、次々に玄界の波が運んできてくれるので、これは文字通り「賽の河原の石積み」ならぬ「「賽の河原のゴミ拾い」。
頑張っても仕方ない、楽しまないとやっていけない。ゴミ拾いの手を休めて、フノリ・ヨナといった海草を集めたり、海岸の野草を摘んだりといった仕儀と相成る。また、見方をかえれば、これは立派な漂着物観察。近ごろではやはり韓国からのPETボトルが増えている。「生茶」をはじめ、日本ではやっているものはだいたいそろう。それから日によっては、対岸・馬山あたりの工場からだろうか、プラスティック・サンダルの裁断クズなども押し寄せる。中国からは、まだほとんど目にしないが、そのうちに“大連ウーロン茶”“青島ビール”の空きボトルが押し寄せてくるのではなかろうか。