志摩の五月

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ゴールデンウィーク恒例の「おもしろさがし志摩の五月」(1日〜5日)、今年は第16回を数える。
町内全域で、物産直売、工房・ギャラリーめぐり、いちご狩り、みかん狩り等が行われる。芥屋では、大門公園『風の市』ということで、芥屋ブランドの特産品、農・海産物直売、海鮮汁(100円)、さざえつぼ焼き(500円)といった店がならぶ。前日2日は突風が吹いたので、3日・4日の開催両日にテントが吹き飛ばされはしないかと心配されたが、両日ともおだやかな五月晴れで、めでたしめでたし。
「売り上げより、売り手の楽しみ優先」。“お神酒”を入れながらの軽快な作業で、売り場には冗談がぽんぽん飛び交い、“綺麗どころ”の声もはずむ。どこまでがお客で、どこからが店員かもフレキシブルで、成り行き次第。
「志摩の五月」は志摩町全体のイベントであるが、役場前の中央会場をのぞき、テントショップが地区でならぶのは芥屋だけとのこと。こうしたイベントを楽しむ風は、地域の文化やまとまりと表裏一体である。ただ、どうしても一定年齢以上の方々のみの参画となるのは、致し方ないのだろうか。「消防団による“火あぶりチキン”」とか「若妻会の“芥屋アイス”」とかが出店したらもっと楽しくなりそうだ。そのうち、組の寄りで提案してみよう。