地域づくり会議

,,
私じしんもメンバーとして参加している芥屋地域づくり推進協議会の会合が19:30よりあって参加した。全体で30名ほどであろうか。1時間を全体会議、あと1時間が生活環境部会、産業部会、広報部会という部会ごとの会議である。毎週土曜日の海岸ゴミ掃除は生活環境部会の活動の一つである。年度最初の全体会ということもあって、部会ごとに活動計画を出し合った。
生活環境部会の“新規事業”としては、「旅館の女将さんとの懇談会」が今年度の目玉であると勝手に(笑)判断した。毎週ゴミ拾いをしながらの、「旅館街の前の海岸がゴミで汚されているというのは、観光地のありようとして恥ずかしいですよね。環境美化に向け、もっと地域をあげた取り組みができないものでしょうかね〜」というボヤキが発端である。まずは、観光地としての新しい魅力づくり、観光客の“おもてなし”をつうじた地域活性化に向け、「こんなことができんじゃろか」「こんなことをしたいね」という雰囲気づくりから始めたい。限られた当事者だけでは知恵が出づらいようであれば、志摩に食事やドライブでよくくる福岡市内の若い女性や雑誌編集者に来てもらって意見を聞くという手もあろう。いずれにせよ、「女将さんと語る」というノリはいい。どう展開するか楽しみだ。
他には「とっけん生水(しょうず)」という霊験あらたかな清水で、地元の人々に死に水として大切にされたというエリアの整備や「海の駅」物産館建設に向けた検討などが話題に上った。
当たり前のことだが、日々の暮らしはこうした小さな行為の積み重ねであり、地域の魅力もそこからしか立ち上がってこない。当方、まちへ出稼ぎにいくパートタイム住民。無理せず、自分の「体感」をすくいあげながら、地域との関わりをぼちぼち広げていくことにしよう。