大盛り「さぬき」の悔


「福岡麺通団」現地調査の第二弾を敢行した。今回は、時間が夜9時近かったので、並ばずに店内へ。前回は試すことができなかった“あつかけ”の大を迷わずたのみ、好みのごぼう天と、未経験のこんぶ天を注文、それからグラスビール(モルツ)。さらに、折角だからと、ビールのつまみ用にと鶏天とエビちくわ天、ついつい調子こいてしまった。今回はしめて1,190円なり。そしてレジを済ませながら、ネギまで大盛りで入れ、あとはたっぷりのダシを専用蛇口からセルフで注いでテーブルへ。
前回の“しょうゆ 大”がどうってことなかったので「今日も大盛りで行こう」と高をくくっての注文だったが、これが大変だった。もちろん、まずは、うどんのダシをチェック。それから、ビールと鶏天を味わい、次は“あつかけ”だと箸を進めると、量の多さに参ってしまった。麺の量が前回の1.5倍くらいありそうな気がする。おまけに、ごぼう天とこんぶ天のトッピングだ。2分の1位まで来たところで、無意識の衝動注文に後悔の念が押し寄せてきた。あとの半分は、残してはもったいないとの思いで何とか胃袋へ。さぬきはコシが強いだけに、外見以上にヘビーであることを体感。
肝心の味はというと、いりこダシのスープは期待していたものに比べると「もう一息」。「みやけうどんのほうがイケてる!」。でも、これは昆布主体のだしといりこ主体のだしの違いや好みの問題かもしれない。いや、後悔の念の腹いせか(笑)。
それから、前回調査では、「麺は讃岐直送(店ではカットし茹でるのみらしい)」と書いてしまったが、正しくは「本場讃岐で麺通団宮武讃岐製麺所が作り上げたうどん生地を使い、讃岐うどん職人が店で手打ちする」というべきことが、前回チェックし忘れた入口の「福岡麺通団心得」で判明、調査不足を恥じた(笑)。
次回は、悔が残らないよう、適量を心がけ、“ひやかけ”を堪能することにしよう。


みやけうどん→ http://gourmet.yahoo.co.jp/0002687866/M0040010141/

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