夏近し


天候異変ではないかと気になっている。梅雨入りの気配が全くない。朝方、カキとクリの散歩すがら、空を見上げながら「この雲行きは?」と思っても昼前には青空が広がったりで、どうも嫌な予感がする。昨年も同じようなパターンであった(しかし、カラ空梅かと思ったら矢先、6月下旬に結構まとまった雨が降ったように思う)。
糸島半島は水の心配があって、この時期になると「今年の夏は大丈夫かいな」と「雨乞い」の気分にならざるを得ない。しかし他方で、海辺のそばに住んでいると渇水の心配をよそに、「夏」の気配が濃くなると、どうしても気持ちがうきうきしてくるから勝手なものだ。芥屋海水浴場の3軒の海の家は、2週間くらい前から準備が始まり、ほぼ7割がたできあがったような感じである。昨年にくらべ10日間くらいは早いペースである。
きょうは、全町で「ラブアースクリーンアップ」が行われ、芥屋海水浴場は老人クラブの皆さんの手でゴミ清掃が行われた。早い夏の到来を感じてか、海の家の準備がすすむ目前の浜辺には早朝から、投げ釣りのお客や磯に渡ろうとするボート客が10組近く見受けられた。「泳ぐ犬」クリの海水浴も水浴びから泳ぎへと少しずつ本調子になりつつある。夏近しだ。