再び承天寺

小雨のなか、6:30よりの坐禅会へ。日曜ということもあってか、前回の倍くらい、15〜16名の参加者があった。若い人が多いので尋ねると、川端流で山笠をかつぐ人たちであるという。山笠ともゆかりのある承天寺ならではである。能の太鼓方として活躍されている白坂さんもおられた。坐禅の後のお茶会では、棟梁や地元テレビ局の方ともお話をした。
こうした顔ぶれをみただけども、ずいぶんと開かれた禅寺であることが了解される。午後には、小学生たちの坐禅会もあるとのこと。
かんじんの坐禅のほうはというと、二回目ということもあって、入堂の作法をはじめ、多少の余裕がもてたような気がするが、足を結跏趺坐を組み、計1時間、足の痛みをかかえながら「非思料」の時をすごすというのは、やはり簡単ではない。これはしばらく続けるしなさそうだ。
本格的に禅の世界にふれる機会に恵まれたことが妙にうれしく、次のイベントまでの間合いに、ジュンク堂に立ち寄り、鈴木大拙の『禅を語る』をはじめ禅関係の書籍を4冊購入。「考えるより、まずは座ること」とわかっていつつも、ついつい本に走ってしまう、悪いクセである(笑)。