地域学

全員参加方式の芥屋区総会

芥屋区の総会があり、総会会場として最後のお勤めとなる芥屋区公民館へ。神社(塩土神社)の境内にある自治公民館は、相当に年季が入っていて、かつては農産物の集荷場もねていたという建物である。僻村の分校というイメージで、「二十四の瞳」にでも出てき…

餅まきに欣喜雀躍

追い込みモードでやっていた仕事が、小さな区切りがついたので、きょうは午後から休みをとり、散髪の後、けやき通りの本屋さん(キューブリック)により、クルマを洗浄機にかけ、そしていそいそと芥屋に戻った。17時から芥屋区公民館の棟上げ祝の餅まきがあ…

玖珠からの贈り物

久しぶりに玖珠からの贈り物が届いた。「玖珠町メルヘン大使」を拝命して4度目である。今回は、2006年度「玖珠産ひとめぼれ」が、日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」で、2004年度「特A」、2005年度「A」と続き、再び「特A」にランキングされたとい…

里遊びの心地よさ

芥屋の隣の行政区である引津で「里のみち祭り」があり参加した。「引津の里を歩いて・眺めて・味わって」というコンセプトで、県道バイパスの計画地にテントが建ち並び、「里めぐりウォークラリー」「食べつくし売りつくし出店」「親子で楽しい凧づくり」「…

大祖神社での「うそ替え」祭り

,,, 大祖神社の神事「うそ替え」に出かけた。昨年・今年と二度目である。この時期、菅原道真ゆかりの各地の天満神社で行われている祭事であることを、芥屋に来てはじめて知った。「鷽」(うそ)は天神さま(道真公)とは縁の深い鳥だそうだ。ホームページを…

玖珠からの贈り物

「玖珠町メルヘン大使」を拝命していながら、ご無沙汰続きの玖珠町から特産品セットが届いた。お役に立ててないなぁ、と気になっていたところに、絶妙のタイミングである(笑)。前回は、盆だんご用のだんご粉、きな粉、ほししいたけ、生みそ、鉄火みそ、梅…

宇井純を偲ぶ会

,昨日は、去る11月11日に亡くなった宇井純さんとゆかりのあった人間が集まり、偲ぶ会を行うというので、10時すぎに家を出て大牟田へ向かった。大牟田は、生まれ、そして18歳まで過ごした故郷である。平均すると毎年1回ずつくらいは訪れているけれど、今回は…

若者のパワーと情熱が地域に響く

, “科学を通じた「九州大学」と「糸島地域」の出会いの場・ネットワークづくり”を標榜する「いとしまサイエンスキャラバン」の第2回イベントがあるというので出かけた。ユーザーサイエンス機構も、学術研究員の清水さんが企画にタッチしているイベントであ…

二丈町・七山村を周遊

,,,朝から、柔らかい日差しと突き抜けるような青空が広がっていた。そこで、きょうはレクの日と決め、二丈町・七山村を周遊して回った。 まずは、久しぶりに二丈町の「福ふくの里」へ。202号線を左折するなり、福ふくの里の前面でいまが満開と咲き誇るコスモ…

日本うどん学会・アジア麺文化研究会へ ─ 麺を芸術作品に変えた人と出会う

太宰府で開かれた、日本うどん学会・第四回全国大会とアジア麺文化研究会の共催イベントに13時過ぎから参加し、5時間近い議論と、その後の懇親会までたっぷりお付き合いした。ところで、今回の企画は、アジア麺文化研究会のメンバーであり、季刊『麺の世界』…

SunSetLive ─ 夏の終わり

,, 夏の恒例イベントとなったSunSetLiveが、1日(金)・2日(土)・3日(日)の日程を終え、無事終了した。芥屋海水浴場を会場に、3つのステージで50近いバンドやチームが出演し、3日間で2万人もの来場者があるというビッグイベントである。とりわけ最終日…

福岡で「オリンピック 世界こども会議」を!

2016年の夏季オリンピック国内候補選定で、福岡市が東京都に敗れた。55名の選定委員による投票結果は、東京都33票、福岡市22票だったそうだ。個人的には、敗けてよかったと思う。 地元紙の西日本新聞は「市民不信の壁破れず」という見出しの解説記事で「2016…

玖珠の貸別荘オーナーになりませんか

, しすい会の仲間5名で、急きょ玖珠町への日帰りツアーを敢行した。主たる目的は、「三日月の滝公園」の中にある「貸別荘」の実地検分のためである。「三日月の滝公園」は、町が国の助成を受け、都市と農村交流施設として整備したもので、オープンして10年に…

お寺へもっと気軽に行こう!

, 芥屋のすぐ隣・岐志の、海を望む小高い丘に海徳寺という浄土真宗のお寺がある。いい名前のお寺だなぁ、と常々思っていた寺だ。奥様の松月よし子さんは芥屋地域づくり推進協議会等でもご一緒させてもらっている。その海徳寺で「Bon Festa」というコンサート…

玖珠からの贈り物

昨日、玖珠町から食材セット「かーちゃんの店のスローフードな贈り物」が届いた。「報酬は、無報酬とする。ただし、年に数回の町特産品を送る」という、メルヘン大使要綱にそってお送り頂いたものであるが、段ボール箱にはうれしい品々がたくさん詰まってい…

手仕事のまち・八女

,うだるような暑さの中、「伝統工芸産業振興懇話会」で八女へ。前回は高速を使い、クルマでの訪問であったが、今回は西鉄久留米駅からバスを乗り継いで向かった。交通の結節という点では、どのルートを選ぶにしても微妙に足の便が悪いというのが率直な印象だ…

すすむ「イオン志摩」の工事

, イオン九州が志摩町津和崎に建設する「イオンスーパーセンター志摩店」の起工式が7月19日に行われ、現在、11月オープンに向けて着々と工事が進んでいる。建設地は役場から歩いて1〜2分のところにある。基盤整備事業が導入された農業振興農地として、通常は…

暑気払いで沖縄談義盛り上がる

田村馨さんの誘いで暑気払いを敢行した。道連れとなったのは、同僚の加藤完治さん、それからたまたま電話をかけてきたために網にかかってしまった小串華奈さん(博多織作家)である。場所は、田村さんの指定で韓国庶民料理「漢陽」、18時集合である。これま…

薮野祐三教授の還暦会に思う

, 当地では、選挙の際の解説でおなじみ、薮野祐三教授(政治学)が還暦を迎えられたということで、お祝いのパーティ会場である九大内のファカルティ・レストランへ。薮野さんとは、10年来のお付き合いである。私にとっては、たわいないジョークを交わしあえ…

伊都志摩のインターネット百科事典に向けて

,きょうは強い雨の中、志摩町の桜井神社に糸島(伊都国・志摩国)の地域おこしに関心を寄せる有志が集まった。当地の風土・歴史・生活文化を発掘し、地域理解を深め共有していくために、インターネット百科事典をつくろうという話が持ち上がり、そのためのコ…

恐るべし「さぬき」の麺力

, 何を隠そう(隠しているわけでなく、こんなどうでもいいことは誰も知らないだけのことであるが ─ 笑)、私は「アジア麺文化研究会」の会員であり、季刊『麺の世界』の編集顧問の一人でもある。この世界、歴戦の強者がワンサカとおられるなかで、こちらはと…

ブログのもう一つの可能性

,ブログベースのコミュニケーション・ツール開発を精力的に行っている(株)イーハイブをを訪問した。イーハイブは福岡における大学発ベンチャーの走りのような存在であり、創業者の平井良明さんとは同社の創業直後まもなく知りあった仲でもある。平井さんと…

街や地域で再生すべき「中心」とは?

先日、 延岡市 に10数年ぶりに出張で出かけた。その時に、かつて賑わいをみせていた駅前を歩きながら、21世紀において「中心」あるいは「中心性」といったものをどう考えたものか、ハタと考え込んでしまった。 JRを降り立つと、一つの中心を成していた駅前は…

地域の異能

,大雨洪水警報が出ているなか、芥屋地区公民館で芥屋地域づくり懇談会を開催した。講師は地元・芥屋のお住まいの柴田成人さん。演目は一応「花づくりと環境・健康づくり」となっていたが、縦横無尽、強烈な韓国の地野菜が出てくるわ、効き目が一嗅ぎでわかる…

深江海岸がアートの舞台に

, 今日は、前原市に制作スタジオをもち、二丈町に住んでおられるアーティスト・藤浩志さんとの交流をしようということで、夕刻よりのスタジオ訪問、浜辺バーベキューという企画に迷わずのった。おしかけたのは、南博文さん、田村馨さん、園田高明さんという…

玖珠米「ひとめぼれ」

一昨日、「メルヘン大使」を拝命している大分県玖珠町より、広報誌とともに玖珠米「ひとめぼれ」が送られてきた。本日、早速いただいたが、味・香・艶の三拍子そろっていて、“旨い”の一言。余計なおかずは不要だ。おみそ汁と漬物が少々あれば十分である。送…

「子ども文化コミュニティ」の子どもたちと出会う

,,,午後、運営委員として関係している福祉作業所「工房まる」の総会に2時間近く参加。そして途中ではあったが工房まるを出て、大橋の九州大学ユーザーサイエンス機構(USI)サテライト・ルネットで開催の「遊びに学ぶまち ─ ドイツ・日本子ども参画交流会 in…

志摩町民大学の学生となる

, 平成18年度 志摩町民大学「歴史散歩志摩専科」がスタートするということで、初講義を聴講した。本日の講義は、「中国史書に見る九州と志摩地域 ─ 漢書より魏志倭人伝まで」と題して、講師は志摩町諸吉にお住まいで、志摩町史編集委員会委員長でもある丸山…

焼酎ルネサンスと博多織

(株)ルネサンス・プロジェクトの中村鉄哉さん、博多織「千年工房」の岡野博一さんと一緒に昼食をとりながら、様々な話題で意見交換。 中村さんは、この数年の焼酎ブームの仕掛け人。M物産九州支社時代に、地場産業の活性化につながる仕事をしたいというこ…

八女で伝統工芸産業の問題にふれる

,, 博多織のことをお手伝いしていることもあって、福岡県商業・地域政策課の木室さんからお誘いがあり、夕方からの「八女伝統工芸産業振興懇話会」に出かけた。八女市と八女商工会議所が事務局をつとめ、八女市ご出身の内野健一先生(九州大学名誉教授)を座…